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THE DAYS OF WINE AND ROSES Johnny Mercer/Henry Mancini

The days of wine and roses,
Laugh and run away,
Like a child at play,
Through the meadowland toward a closing door,
A door marked " Never More "
That wasn't there before.

The lonley night discloses
Just a passing breeze,
Filled with memories of the golden smile

That introdeced me to
The days of wine and roses and you


高村 緑 vo  鈴木敏幸gt  江上友彦b @レディオ湘南 在津紀元の音楽鍋生放送にて


こんにちは。高村緑です。
ひさびさの音源upです。

ラジオでも、『ぜひ、映画を見て』と申しましたが、この曲はメロディーの美しさが人気だと思うのですが、映画の内容は実に哀しく、切ないです。
夫がアルコール依存症になり、やがて妻までも・・・
夫はなんとか、酒びたりの日々を断ち切り、立ち直れるのですが、妻は依存症から抜け出せず、というか自分が依存症である事を認められず泥酔の日々・・・やがてふたりは別れてしまう・・・
『ママはいつ戻ってくるの?』と幼い娘の問いかけに父親は『病気が治ったら』と答えるのですが・・・・・

という訳でオリジナルはまった〜〜〜りとしたバラッドです。
だって、過ぎ去って行った日々を回想しながら、それが現実だったのか?はたまた夢で見た出来ごとだったのか?そのくらい意識もうろうとする泥酔の日々の歌なのですよ。

子供が遊ぶように笑い転げながら辿りついた扉が二度と戻れない世界(アルコール依存)への入り口。独りの寂しい夜、ふわっと通り過ぎゆく風が私に、あの人の満面の笑顔とあの頃の日々を思い出させる・・・・

それにも関わらず、多くのジャズマンがこの曲を取り上げ、歌われ、愛聴され続けてる魅力って何なのでしょう?やはりメロディの美しさでしょうか? あ、それにこの曲はジャズ教材としてはもってこいの曲ですね。コード進行とかリハモナイズとか・・・

それはともかく、DJの在津さんがおっしゃるように、あまり映画の内容にこだわらずに、もっとさらっと解釈して聴くのが心地良いのかもしれませんね。素直にお酒を飲みながら過ぎ去りし美しい思い出にひたる・・・なんて 『いいネ!』

追 記
私達はこの放送の後、DJの在津さんと共に 『打ち上げ』と称して、とっても寒かった事もあり、焼酎のお湯割りでジャズ談義に花を咲かせたのでした。(笑) やっぱり酒とバラの日々なんだネ。ジャズマンは♪

SONG INDEX




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